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2015年6月29日月曜日

第1回 日本語ボランティア・ステップアップ勉強会 報告

「日本語学習支援の課題解決の糸口を見つけよう。」


ワークショップ


勉強会の様子










サバイバル日本語を紹介












1、ワークショップ -課題解決に向けて共に考えよう。-

<意見集約>

(1)教え方
・スタッフが二人一組で組んだ場合、やり方が違うので、やりづらい。
・学習者のもっている語彙力を引き出していけるか。
・うまく話を展開していけるか心配。
・難しい質問にどこまでこたえるか。
・習熟度のチェックのしかたがわからない。
・外国人のための勉強をしてないので、自信がない。
・ゼロ初級の人の教え方
・文法積み上げか、会話か、体験型か。
・例文で出てきた難しい単語の意味を知りたがるので、肝心の内容がぼやけてしまう。
・日本語のどういうところが難しいのか把握したい。
・わかりやすく教える方法
数の学習者がいる場合、レベル差が出て、黙り込む人が生まれる。
・若い人が多いので、ITのことなど話題のギャップを感じる。
・つい英語で説明してしまう。
・「みんなの日本語」で積み上げているが、会話ができない。

(2)教材
・教材の選定
・教材作り
・教材造りに時間がかかる(ほかの人が作ったものをシェアできるといい)
・テキストが教条的で受講者の現場のニーズに合わない場合がある。
・レベルに合った教材探しが大変。
・どんな本を使ったら効果的か。

(3)教室運営
・スタッフがもっと勉強してほしい。(しかし時間がない)スキルアップ(複数)
・スタッフが一年くらいで卒業していく。
・学習者の数が増えない。初級の人も話せるようになると就職する
・ボランティアを始める前に準備したほうがいいのでは?
・代わりがいなくて休めないのが困る。
・学習者のニーズがつかめない。
・学習者が変わるので、カリキュラムが立てられない。
・学習者が卒業していく。長続きしない。(複数)
・学習者が少ない。
・日本社会の文化や慣習についての説明の時間が取れない。
・教える側の指導方針や指導方法にばらつきがありすぎる。

(4)学習者
・中級クラスになると母語での私語が増える。
・休みがちな生徒のペースがついていかず。他の生徒との差がついてくる。
・学習者が不規則に出席。
・授業中に居眠りしたり私語をしたりする。注意しても改まらない。
・会話で声が小さい。
・無断欠席(複数)

(5)広報・ネットワーク
・ボランティアしたいが、どこでどういう活動があっているのかわからない。
・各教室が孤立していて、ネットワークがない。

(6)生活支援、制度、その他
・生活支援はどこまでやっていいのか。
・中3の1学期にゼロで来て、二学期から高校入試。どうなるのか。

2、初級の考え方 -「サバイバル日本語」の紹介ー

2015年6月6日土曜日

第1回 日本語ボランティア・ステップアップ勉強会

日本語ボランティアを始めて間もない方、日本語教室の活動の方法に悩んでいる方など、是非ご参加ください。みなさんと共に考え、一緒に一歩踏み出しましょう。

第1回:日本語学習支援の課題解決の糸口を見つけよう。

日時 2015年 6月28日(月) 14:00~16:30
会場 福岡市人権啓発センター (あいれふ 8階) 研修室


第2回:基本的な日本語文法と初級文型を知って対話活動へつなげよう。(8月29日予定)
第3回:初級のテキストを使って学習者に合わせた場面や状況で一つの活動を作ってみよう。(10月予定)