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2019年12月8日日曜日

日本語ボランティア研修会のご案内

「地域日本語教育の可能性を考える(2)―だれが・だれに・何を・何のために教えるのか―」

講師:池上摩希子氏 早稲田大学大学院日本語教育研究科教授
日時:2020215日(土)14:001630
場所:福岡市NPOボランティア交流センター「あすみん」
参加費:500
定員:60名(先着順)
対象:日本語ボランティア 日本語教師 関心のある方

昨年に引き続き、早稲田大学の池上先生をお招きし、地域日本語教育の課題を捉え直し、簡単なワークを行いながら、日本語を「教える」とはどのような行為なのかについて、改めて考えます。

申込み・問合わせ:ふくおか地域日本語の会
チラシ
(クリックすると、大きいサイズで表示されます。)


交流会報告  「ロシア料理で交流しよう!」


 ビーツを使ったウクライナの伝統的なスープ料理である「ボルシチ」を作りました。
中井インガ先生の直伝のレシピで本場のボルシチを堪能し、ジャムティーも味わいました。
 食後はインガ先生がロシア語の歌である「百万本のバラ=ミリオンロース」を民族衣装に着替えて披露してくださいました。 この曲の逸話も興味深く、みなさんとロシア語で歌ったりロシア文化に触れることができました。あとは恒例のゲームなどをして楽しみました。



2019年10月13日日曜日

11月 交流会のお知らせ

 11月の交流会 「ロシア料理で交流しましょう」

日 時:11月16日(土)11:00~14:00

場 所:福岡市健康サポートセンターあいれふ9階 調理実習室 
       (福岡市中央区舞鶴2―5―1)
参加費:500円
定 員:30名(先着順)
    (エプロン 三角巾をご持参ください。)
申込み・問合わせ:ふくおか地域日本語の会

チラシ
(クリックすると大きいサイズで表示されます。)



令和元年9月28日勉強会の報告

今回は、「漫画を使った活動の紹介」、「第2言語の学習と指導」の2つのテーマで、勉強会を行いました。
まず、「漫画を使った活動の紹介」では、ちびまるこちゃんやサザエさんなどの4コマ漫画を切り口に様々な活動方法やおすすめの漫画などを紹介していただきました。漫画の吹き出しに自由にセリフを入れたり、漫画のオチの面白さと共に4コマ漫画から見えてくる社会的文化的背景、方言や川柳などにもつながるものもあり、素材として色々と使えることがわかりました。4コマ漫画の奥深さを知り、とても興味深く感じました。
次に「第2言語の学習と指導」では、講師ご自身の体験からフィリピンの学校との違い、学習者を中心とした学習者に対する姿勢や態度についてお話ししていただきました。

*今回も30名近くの参加者がありましたが、残念ながら写真撮影を忘れてしまい申し訳ありません。

2019年9月3日火曜日

9月勉強会のご案内

みなさま
このところ不安定な雨の日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は9月の勉強会をご案内いたします。
現場での実際の活動例などについてご紹介していただきますので、
是非ご参加ください。皆様のご参加をお待ちしています。

今回のテーマ:「漫画を使った活動の紹介」
~漫画を使ってみたいと思ったことはありませんか? 4コマ漫画を切り口に楽しく話してみましょう。~
講師:和田玉己さん 九州大学留学生センター非常勤講師

*第2言語の学習と指導~フィリピン・セブ市での体験から~
講師:坂口憲治さん 日本語学校非常勤講師

日時:2019年 9月28日(土) 14:00~16:00
会場:福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」8階 視聴覚室A
参加費: 200円

チラシ

第16回九州ろうきん「NPO助成金」をいただきました


 九州労働金庫主催「NPOフォーラム」・助成金贈呈式が行われ、当会の活動に対して助成金をいただきました。この度の助成に際し皆様に感謝申し上げます。

8月22日、オリエンタルホテル福岡 博多ステーションにて。

日本語教室inゆくはしKIZUNA(行橋市)訪問の報告

7月に2回、日本語ボランティアのための講座の講師に呼んでいただき、4年ぶりに、行橋に行ってきました。ボランティアさんも新しい方が増えたということで、今回は以下の2つのテーマでリクエストをもらいました。午前中は教室を見学して、午後から講座をしました。両日ともボランティアさんは15名ぐらい参加され、たくさん質問も出て、熱心に聴いてくださいました。
7月 3日()=日本語の初期段階の学習者に対応するために=
7月28日(日)=日本語能力試験JLPTについて=
3日(水)は、たまたま七夕飾りを作る日で、ボランティアさんが何本も笹を切って持ってこられて、折り紙や短冊で素敵な飾りを作り、願いごとを書いて、各々に七夕飾りが出来上がりました。
7日(日)は、なんと学習者は35名、ほとんどは技能実習生でN5~N1レベルの練習問題に取り組んでいました。学習後はたくさんのお菓子とお茶が出てきます。キャンプや大分へのバスハイクなども予定されていて、みなさんの楽しみがいろいろ待っているようでした。
今回の訪問も、みなさんが心温かく気さくに迎えてくださり、ここに集まる人たちにとっても居心地がいいところなのだと思います。これまで教室を支えてこられたご苦労はあると思いますが、みなさんがとても熱心で、役員の方々を中心にテキパキと活動されているのがとても印象的でした。

<日曜日の教室の様子>

2019年7月9日火曜日

令和元年 6月29日 勉強会報告

 今回の勉強会は、当初の計画よりたくさんの内容になり、それぞれにもっと時間がほしかったという意見がありましたが、なんとか時間内に無事終わりました。

1.文法: よく似た2つの表現をについて、その文が使える場合は? だれがだれに? どんな時に? など、みんなで意味の違いについて考えました。単に辞書や文法書を見ただけではわからないことについて、考え方のヒントをもらいました。「文法」は敬遠しがちでしたが、先生とのやりとりで、みなさんの反応もよく、楽しく学べました。

2.アクティビティ: 教室で使える活動として、既存のテキストから、「短所を長所に」というワークをしました。実際に自分の短所を長所として言ってくれて嬉しかったという意見もありました。

3.意見交換: 教室活動で、難しいと思っていること、不安に思っていることについて、グループで考えて、発表してもらいました。その対策について、十分に話し合いはできませんでしたが、みんなで課題を共有することができました。

4.フィリピンでの活動報告: チラシには載せていませんでしたが、フィリピンのセブ島で子供たちに日本語を教える活動をしてこられた坂口憲治さんに現地での活動の報告をしていただきました。写真も紹介され、みなさんも興味深くお話しを聞かれていました。

●次回は9月28日() あいれふ(福岡市健康サポートセンター)です。次回もよろしくお願いいたします。

<勉強会の様子>



2019年6月1日土曜日

6月勉強会のお知らせ

今年度も勉強会を開催します。初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。

「よく似た文法の違いを考えてみよう」
どのように考えればその違いがわかるのでしょうか。また、学習者に合わせた
例文づくりにもチャレンジしてみましょう。

講師:石曾根富紀子さん  北九州市内の日本語学校等で非常勤日本語講師
            北九州国際交流村にほんご教室」日本語ボランティア

アクティビティをやってみよう!

進行役: 高田陽子さん   九州日語学院 日本語教師
・意見交換
                
日時  2019年 6月29日(土) 14:10~16:30
会場  福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」  セミナールーム
参加費 200円

申込み・問い合わせ ふくおか地域日本語の会
チラシ
(クリックすると、大きいサイズで表示されます。)




2019年2月17日日曜日

2月 日本語ボランティア研修会報告

「地域日本語教育の可能性を考える ~ことば・交流・場を育てる教室を目指して~」

今回の研修会では、まず、「地域日本語教育」をどのようにとらえるかについて考え、それがどのように確立し展開してきたか、現状はどうなっているのか、社会的な動きと連動した歴史的な流れや国の施策、学会の動きなどについて説明されました。それを踏まえて、地域日本語教育の現場や当事者に焦点を当てると、日本語ボランティア依存の現状があり、日本語コーディネーターとの協働、多様な参加者と多様な形態があることの難しさなどが課題として見えてきました。その中で、活動の方法については、どれが正しいというものはなく、うまく共存させることが必要であり、参加者が何のためにどんな日本語が必要かを考えることが大切であるということが分かりました。さらに、学習者が自分のことを伝える喜びが日本語の力を伸ばし、単にことばを覚えるということだけではなく、その先の人と関わりやコミュニケーションにつながっていくことが重要だということを学びました。  
このような考え方に基づいて、対話を通した学び合いの活動として、2つのワークショップを実際に体験しました。特に、アイスブレークとして行ったワークは、大変盛り上がり、参加者同士がとても打ち解けて話すことができ、楽しさを実感することができました。
これらのワークを通して、「対話のしかけ」としてとても効果的であることがわかり、今後の活動に役立てたいという意見が多くありました。
また、実際の日本語教室の紹介では、悩みの事例、スタッフ間の意識のズレのすり合わせの必要性、「日本語を教える」ことだけに特化しない運営や活動の方法など、共感する部分もあり、実際の映像を見ることによって具体的に知ることができました。
 最後に、日本語教育の本質は目的のための下請けではなく、自分のことを話すための日本語の習得であり、人を育てるものであると言われたことがとても印象に残りました。            
今回の研修では、様々な方々にご協力とご関心をいただき、日本語教育の知識や経験の有無を問わず、幅広い方々が集まられ、共に学べたことは大変有意義でした。


<研修会の様子>

2019年1月14日月曜日

「筑前琵琶と抹茶」交流会報告

 新春の穏やかな陽ざしに恵まれて、とてもいいお天気となりました。
お陰様で、定員超えで、12か国からの外国人の方々が参加され、大盛況のうちに終えることができました。
 警固神社の大広間、金の屏風の前の尾方蝶嘉さんの筑前琵琶の厳かな音色と語りに興味深々、郷土の黒田節など、一同が素敵な演奏に聴き入りました。そのあとはリラックスしてみなさんと和食のお弁当を食し、松下宋文先生にお作法を教わって、お菓子とお抹茶をおいしくいただきました。実際に筑前琵琶を間近に見られて、お菓子やお茶を運んでお出ししたり、貴重な体験ができ、会話も弾んでいるようでした。
最後は日本語ボランティアさんのリードで、各グループがチームになって、ゲームをして大変盛り上がり、みんなで大いに楽しみました。

今回は西南大学の女子同窓会から支援をしていただき、充実した内容で交流会を開催できましたことを感謝申し上げます。

<交流会の様子>