「事例から学ぶ コミュニケーション」
~文法は何も間違っていないのに、話していて何となく間が悪いな。何となく話が続かないな。こうした経験は学習者と話していても、日本語母語話者同士で話していてもよくあることなのではないでしょうか。~
本研修では,わたしたちのコミュニケーションの後ろに潜む,語用論の考え方について事例を通して学びます。ここでの事例とは,わたしたちの身近に起こる出来事で,こんなときどうする!? というちょっと困ったエピソードのことです。それぞれの登場人物の立場から,なぜそのような言動になったかを考えます。
その際に,語用論の考え方をご紹介しながら,学習者と自分自身のコミュニケーションをふりかえり,指導のあり方についても見直していきます。
日時:2023年7月30日(日) 14:00~16:00
場所:福岡市健康づくりサポートセンター 「あいれふ」8階 視聴覚室A
講師:鴈(かり)野(の) 恵氏 筑紫女学園大学 文学部 日本語・日本文学科 准教授
●プロフィール
約10年間,海外(韓国,カザフスタン,マレーシア)で日本語教育に携わる。現在は,日本語教師を目指す大学生」に教員養成を行っている。日本語教育をするうえで大事に考えていることは「相互理解のツールとしての日本語教育」。単なる手段としての日本語を教えるのではなく,お互いを知るためのツールとして日本語が間にあるという日本語教育を目指している。
●対象者: 日本語ボランティア、日本語教師、関心ある方など
●定員 : 25名
●参加費: 1000円(当日現金)
●申込方法: 下記のURLの申し込みフォーム、またはQRコードにてお申込みください。
https://forms.gle/81bfo27Cm4A1JohRA
・上記の方法でお申込みが難しい方は以下のメールアドレスにご連絡ください。
●お問い合わせ ふくおか地域日本語の会